No.23 (祭座新聞 第二十四、2005年7月掲載)

和太鼓祭座    


 テニスコートの土はどうやって硬くしていくか、ご存知ですか? テニスの

選手はサーブを打つ前、ボールをコートに落としてバウンドさせます。軽く

スナップを利かせて落としただけのボールがあれほどよく弾むのは、それ

だけコートの土が硬いからです。コートの土が柔らかければ、落としたボール

が弾まないばかりか時速200km近いサーブやスマッシュも減速してしまい

ます。テニスコートは単に自然の土をローラーで固めて作ったものではなく、

自然の土に石灰と水を混ぜてこねて乾燥させてできたものです。昔から土に

石灰と水を入れて混ぜると硬くなることは広く知られていました。日本家屋

にあった土間も土と砂に石灰と水を入れてこね、板でパンパンと叩いて固め

たものです。余談ですが、そのため土間のことを「三和土(たたき)」とも呼ば

れています。92歳で大往生した曾祖父の家も確か土間は硬くヒンヤリと冷

たかったのを覚えています。おやっ?テニスの話だったんだけどなア。まあ、

伝えたかったのは昔の地主の家の土間ではテニスを出来たかもしれないと

いう事です。何のこっちゃ!