No.12 (祭座新聞 第十三号、2002年7月掲載)
「人のウワサも75日」という諺(ことわざ)がある。75日もすれば悪い
ウワサも忘れ去られてしまうという、ずいぶん都合の良い諺だが、75日
にまつわる諺は意外にも多いのです。
「初物75日」・「紺屋の明後日75日」・「産後のけがれは75日」・「嫁
も姑も75日」・「ものには75度」・「子を持てば75度泣く」・「Gメン75」、
などなど。最後のは違いますけど...。
実は、75という数字には根拠があるらしのです。古くから75は”果て”
とか”終わり”というニュアンスで使われ続けていて、というのも15日間
のサイクルを一節気と区切っており、その節気が5回りすると気候が変
わるため、ひいては一つの事柄もそこで終わるという意味合いがあった
のです。5回りの5には諸説あるようで、代表的な例を挙げると手の指の
本数からきている説です。これは、”全体”という意味を表すものです。
どれにしても15日(節気)X 5(回りor本数)=75というわけです。
月9のドラマでも、最終回のはバーン!!と「75」なんて画面いっぱい
にしてだしてくれるとお通なんだけどなァ。「Gメン75」もまんざら適当に
つけたネーミングではないんでは!?